
USBメモリ運用は危険?よくあるトラブルと安全な対策を紹介
USBメモリ運用で起きやすいトラブルとその対策
「とりあえずUSBで持ち運び」。
便利ですが、園の現場では事故の温床になりがちです。
起きやすいトラブルと、今日からできる対策をズバッとまとめました。
よくあるトラブル
- 紛失・置き忘れ:個人情報の漏えいリスクが直撃
- ウイルス感染:持ち込んだPCから園内PCへ連鎖
- 最新版がどれ問題:同じファイルが乱立、更新漏れ
- フォーマット不一致:exFAT/NTFSで読めない・壊れる
- 物理故障・突然認識しない:静電気・抜き差しの繰り返しで死亡
- 持ち出しルールが曖昧:誰が何を持っているか不明
対策(短期:すぐやる)
- USBに機微情報を入れない(原則禁止)。やむを得ない場合は暗号化(BitLocker等)
- 園内PCに常駐ウイルス対策+USBスキャンを自動で実施
- USBは台帳管理(番号付与・貸出記録)。私物USBは使用禁止
- ファイルはNASの所定フォルダが“原本”。USBは配布用のコピーのみ
対策(中期:仕組みで防ぐ)
- 共有はNASへ一本化(アクセス権・履歴・バックアップをセットで運用)
- 命名規則と保存場所を固定:例「YYYYMMDD_クラス_件名_連番」
- 持ち出し承認フロー(園長承認/期限付き/自動リマインド)
- USB自動実行の無効化、書き込み制御(管理端末のみ書き込み可)