
写真共有のストレスをなくす!職員が迷わないデータ管理術
職員同士で写真データを迷わず共有するには?
ゴールは「探さない運用」。撮る→集める→仕分ける→使う、の“道筋”を固定化します。
共有ルール(最短コース)
- 取り込み場所を一つに固定:
\\NAS\01_園児関係\年度\【アップロード箱】
- 命名規則:
YYYYMMDD_クラス_行事名_連番
(例:20251015_うさぎ_遠足_001
) - 仕分け担当と締切:毎日17時に1名がアップロード箱→クラス別フォルダへ移動
- 公開用と保存用を分離:公開用は解像度調整・肖像権配慮済だけを格納
- 閲覧権限:写真原本は職員のみ、公開用は限定ユーザーのみ
フォルダ例(写真)
📁 01_園児関係 └─ 📁 2025年度 ├─ 📁 【アップロード箱】(自動削除:30日) ├─ 📁 ひよこ組/写真 ├─ 📁 うさぎ組/写真 ├─ 📁 きりん組/写真 └─ 📁 公開用(保護者配布・掲示用)
スマホ撮影の取り込み
- 園内Wi-Fi接続時のみ、専用アプリ or Webアップロードで
【アップロード箱】
へ - 私物クラウド(個人Googleフォト等)への自動同期はオフ
- QRコードでアップロードURLを職員室に掲示(園外からは不可)
品質と安全
- 被写体ルール:撮影NG児、公開NGタグを台帳化(撮影前後に確認)
- Exif管理:公開用は位置情報を自動で削除
- スナップショット:誤削除に備えてNAS側で世代保存
運用のコツ
- 毎月1回、ベストショット選定日を決めて園だより素材を確保
- 命名規則はサンプル付きで掲示。破ったら戻す(“優しく強制”)
- 「探した時間」を可視化→改善会議で保存場所の迷いを潰す
まとめ
USBは便利だけど、事故リスクは高め。
共有の主役はNAS、止めない仕組みはUPS+バックアップ、写真はルール固定。
これで「探さない・迷わない・止まらない」園内ITが完成です。